
市民参加型環境モニタリング募集
北海道大学准教授 工藤岳さんより

地球温暖化の影響は、いままで人間生活の影響をほぼ受けてこなかった高山生態系にもはっきりと現れはじめています。その変化を登山者の目で確認し、記録をしっかりとし、将来へ残していくことが地球環境変化への関心を高めていき、将来の生態系変化や高山生態系の保全対策への提言にもつながります。
リサーチ登山(高山植物調査)の取り組みは『市民参加型環境モニタリング』の実践例として大きな注目を集めています。

どのような調査をするの?
場所
黒岳と赤岳の風衝地・雪田の計4か所
時期
6月初旬から9月20までほぼ5日に1回調査する
調査対象
コマクサやイワギキョウなど20種から40種類の高山植物
内容
調査セミナーを年数回実施し、調査地1か所について記録のコツを学びます。種を間違えたり、開花判断がズレている場合正確なデータとなりえず、セミナーに参加することで標準的開花判断を学習します。
備考
調査者の都合に合わせて調査地点と日程は決められます。

誰でも参加できるの?
大雪山花調査2020 モニタリングセミナー
モニタリング研修日程
8月2日(日)
8月8日(土)
8月23日(日)
工藤先生が講師、当日天候次第で第4雪渓まで。
9月6日(日)
参加費1回300円
2年目からガソリン代補助あり
調査登山の流れ
01.入会登録。
02.ML登録。
03.調査表記録セミナー受講
04.1年後正会員
05.2年目各自で決めた日程で調査登山し記録表を9月20日以降に集約係へ送る
集約されたデータは北大工藤岳氏に渡し解析されます。
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グループの調査登山でも1枚の調査表
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殆どが単独調査、予定日をMLに公開し調査の重複を避けてください
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正会員登録後、調査員ナンバーを付した腕章を貸与します。
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年度毎一人2回以上の調査表提出により交通費補助金を支給します。
リサーチ登山調査委活動費を支援してくださる「サポーター会員」も募集しています。
年会費1,000円
支援を戴いた方に、ニュースレター不定期4回、工藤准教授による年度報告会を開催します。
NPOアース・ウィンド
〒069-0803 北海道江別市野幌屯田町10-11武田方
事前に連絡を下さい